コラム
2025.05.09

小学生の家庭学習、無理なく続くちょっとしたコツ①

「宿題が終わらない」「言わないと勉強しない」
そんな悩みを抱え、家庭学習の習慣化を強く望んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お子様が自ら学ぶ第一歩として、家庭学習を習慣化するための重要なポイントをお伝えします。


まず、学習する「場所」と「時間」を明確にしましょう。これが習慣化の土台です。「場所」は子ども部屋でなくても構いません。たとえば、リビングでの学習もよいでしょう。親の目が届きやすく、質問しやすい安心感があります。また、静かな環境を好むお子様には、整理された子ども部屋が向いています。大切なのは、学習以外の誘惑が少ない、落ち着ける環境です。


次に「時間」の設定です。毎日同じ時間に学習する習慣は、時間管理能力を高めます。帰宅後、夕食前、入浴前、朝食前など、お子様の生活リズムに合わせて無理のない時間を見つけましょう。学習する時間をお子様と一緒に決めれば、主体性が育ち、習慣化への意識も高まります。そして、最初のうちは、学習時間は短くても構いません。10分や15分から始めることをおすすめします。大切なのは、毎日決まった時間に学習する「ルーティン」を作ることです。最初から長い時間は負担になり、「また勉強か…」とネガティブなイメージにつながります。短い時間でも毎日続ければ、学習への抵抗感が減り、集中力も高まるはずです。


さて、次はおすすめの学習する内容についてお伝えします。

<続く>