コラム
2025.04.22

算数って、つながってるんだ!小学校の学びが中学校の冒険の始まり①

「小学校で習ったことって、中学校ではもう使わないのかな?」。
そう思ったことはありませんか?
決してそんなことはありません。
小学校で学んだ知識は、中学校でぐーんと広がります。
もっと深く、もっと面白くなるための、大切な土台なのです。
たとえば、小学校2年生で覚えたかけ算九九。
その後も、算数の色々な場面で使っていますよね。

小学校5年生では、さまざまな形の面積を学びました。
台形の面積を求める時には、「上底」、「下底」、「高さ」を見つけ、
公式に当てはめて計算しました。
例えば、上底が5cm、下底が11cm、高さが6cmの台形。
 



でも、ちょっと気になることがあります。
小学校6年生では、これらの面積を求める問題に触れる機会がほとんどありません。
そのため、台形の面積の求め方を忘れてしまうこともあります。
中学校に進むと、台形を利用した問題が出てきます。
小学校で学んだ知識は、中学校でも必要なのです。
ですので、家庭学習の習慣化によって小学校の知識を定着させることが重要なのです。
では、中学1年生になると、この台形はどんな問題になって現れるのでしょうか?

<続く>