コラム
2026.06.03

小数のわり算でつまずいたら?カギは「4年生のわり算」にあり!




小学5年生の算数で学習する「小数のわり算」、「9.12÷1.9」のような問題です。
この計算のポイントは、わる数の「1.9」を10倍して整数にすること。これに合わせて、わられる数の「9.12」も10倍します。

これは、たとえば「6÷2=3」の、わる数とわられる数をそれぞれ10倍して「60÷20=3」にしても、答え(商)が変わらないという決まりを利用しています。

つまり、「91.2÷19」を計算すればよいわけです。
「解き方のルールさえ分かれば、4年生のときにわり算を習っているのだからスラスラ解けるはず」と思いがちですが、実はここで「商の見当がつかない」とお子さんが立ち止まってしまうケースがとても多いのです。
 


つまずきの原因は「4年生のわり算」にある?

実は、小数の計算そのものが苦手というよりも、4年生で学習した「整数÷整数(2けたや3けたを、2けたでわる計算)」でつまずいている可能性が高いです。
わる数が「1けた」なら九九でパッと答えが浮かびますが、「2けた」になると、答えの予測(仮の商を立てる)が必要になります。
計算してみて、仮の商が大きすぎたら小さくし、小さすぎたら大きくする……という「修正」の作業が、子どもたちにとっては一苦労なのです。


家庭でできる!おすすめの克服法

小数のわり算をスムーズにできるようになるためには、一見遠回りに見えても、4年生の「整数÷整数」の練習に戻ることをお勧めします。
コツは、一気にたくさんやるのではなく「毎日、3問ずつ」解くこと。

・毎日続けることで、数字の感覚が磨かれる
・「このくらいかな?」という商の見当がパッとつくようになる

計算の土台である「整数÷整数」がしっかりできるようになれば、5年生の「小数 ÷小数」も驚くほどスムーズに解けるようになります。
まずは1日3問、ゲーム感覚からはじめてみませんか?