コラム
2025.11.18

なぜ小学生の今、「学習習慣」が最重要なのか

「勉強しなさい」と言わなくても、子どもが自分から机に向かう。これはすべての保護者の方が願うことではないでしょうか。

小学生の時期に学習習慣を身につけることは、学力向上だけでなく、自己管理能力や集中力を育む土台になります。

中学生になり、宿題が減り、部活動が始まると、学習リズムを維持するのが一気に難しくなります。

だからこそ、小学校の宿題が毎日出るこの時期を、習慣化の最大のチャンスとして活用しましょう。

 

学習習慣をスムーズに確立する最大のコツは、「大まかな1週間の固定スケジュール」を作成することです。

 

ステップ1:動かせない予定を書き出します

まず、お子様の予定の中で「動かせない固定時間」をすべて書き出します。

例えば、習い事の時間、月曜16:00からピアノ、木曜17:00からダンス、土曜15:00からスイミングなど。さらには、生活の固定時間として、夕食、入浴、就寝準備の時間など。そして、必ず取る休憩時間である学校から帰宅後のリラックスタイムなど。

 

ステップ2:空いた時間に「学習の定位置」を決める

動かせない予定を書き込むと、毎日必ず「空いた時間」が見つかります。それが、学習習慣を根付かせるための「ゴールデンタイム」です。

ここで、大切なのは「長さ」よりも「毎日」であることです。たとえ10分や15分でも構いません。この空いた時間に「漢字ドリル」や「計算ドリル」などの宿題やルーティン学習を固定します。

例えば、「火曜日の17:30〜17:50は算数ドリル」、「金曜日の夕食前15分は必ず漢字練習」というように固定します。

 

ステップ3:習い事がない日は「集中サイクル」で確保

習い事がない日や時間に余裕がある日は、まとめて長時間学習するのではなく、集中力を維持できるサイクルで時間を確保しましょう。

長時間よりも「短時間集中×複数回」、例えば、1日に1時間勉強するなら、「15分サイクルを4回」に区切るなど、間に短い休憩を挟む方が、学習の質は高まります。

 

中学生になると、学習は「量が質を左右する」段階に入ります。また、部活動で疲れて帰宅し、学習習慣が乱れる子も少なくありません。

小学生のうちに「毎日コツコツと学習することが当たり前」という意識を定着させておくことは、中学以降の学習の安定、ひいては受験勉強の土台となるのです。