コラム
2025.10.24

危険!小学校のテストの満点に隠された「中学生で通用しない国語力」の真実

小学校の国語のカラーテストは、一般的に授業で扱った教科書本文から出題されます。

そのため、お子様たちは事前に内容を「覚えてしまっている」ため、文章を深く読まなくても、問題の答えを導き出せてしまう可能性があります。

これでは、本当にお子様の「読解力」が身についているかどうかを測ることは非常に困難です。
一時的な「記憶力」で点数がカバーできてしまうからです。

しかし、中学生になると、模擬試験や高校入試の国語は、ほぼすべてが「初見の文章」で構成されます。
 つまり、教科書の記憶に頼ることはできません。

真の「国語力」が身についていなければ、これらの問題には手も足も出ないのが現実です。

国語力は、算数、数学のように公式を覚えて一夜にして身につくものではありません。 小学生のうちから多様な文章に触れ、文章全体を正確に把握する力を養う。

そして、内容の細部まで論理的に読み取れるよう訓練しておけば、中学生になってから慌てることはありません。

「国語は日本語だから大丈夫」と根拠なく安心している親御さんほど、今一度、国語学習の重要性を真剣に考えてみてください。読解力を身につけるための対策を始めるなら「今」です。