コラム
2025.09.26
読書の秋で中学受験対策|2024年出題作品から学ぶ効果的読解力向上法
秋にはいろいろな「○○の秋」がありますが、中学受験生も隙間時間を見つけて、受験に有用な読書をおこないましょう。以下は、今年の首都圏有名中学校の長文読解で採用された文章の出典になります。ご参考ください。(国大セミナー5月保護者会資料より)
■物語文
・受験生と同世代の小中学生を主人公とした作品が多く、受験生にとって読みやすい傾向があります。少し年上の中高生が主人公のものもあります。
・「友情」「家族関係」がテーマのものが多く、人とのつながりの大切さや他人の意見や考え方を深く考察するものが多いです。
「アルプスの母」:早見和真
「カラフル」:阿部暁子
「あの空の色が欲しい」:蟹江杏
「リカバリー・カバヒコ」:青山美智子
「真実の口」:いとうみく
「透明なルール」:佐藤いつ子
■説明文
・「人生のあり方」「現代社会の問題点」「自然科学」などが題材となり、これらを今後どうするべきかを考える文章が多いです。
・内容が難しく、大人向けの書籍も含まれるため親子で読み解くとよいかもしれません。
「わからない世界と向き合うために」:中屋敷均
「悪いことはなぜ楽しいのか」:戸谷洋志
「みんなちがってみんないい」のか:山口裕之
「野生動物は「やさしさ」だけで守れるのか」:朝日新聞取材チーム
主な修正点は著者名の確認と、より自然な日本語表現への調整です。
特に「カラフル」の著者名については再度ご確認いただければと思います。
