中学生向け:内申点の重要性
内申点って何?
高校受験で耳にする「内申点」。
これって何でしょう?
よくある説明は
「中学校での成績や学校生活の記録を数値化したもの」
です。
イマイチ分からないですよね。
分かり易く書くと
「通知表と部活・委員会や検定をたしたもの」
でしょうか。

どう使われるの?
都府県問わず、多くの公立高校では、
学力検査+内申点の合計で合否が決定されます。
要するに高校受験の合否決定に使われます。
ただし、その使われ方は様々。
例えば国大セミナーがある都府県でも
東京 :3年の2学期のみ使用
内申点:学力検査=3:7が基本
埼玉 :1~3年まで使用
内申点:学力検査=4:6〜6:4
千葉 :1~3年まで使用
各高校が内申点の重みを調整します。
神奈川:中学2年生の学年末評定と中学3年生の2学期評定
内申点:学力検査=2:8〜8:2」
茨城 :1~3年まで使用
内申点:学力検査=20:80〜80:20
栃木 :1~3年まで使用
内申点:学力検査=1:9〜5:5
大阪 :1~3年まで使用
内申点:学力検査=7:3〜3:7
愛知 :3年のみ
型によって内申点や学力検査を1.5倍や2倍に
と様々。
これに副教科は2倍や学年で倍率が変わるなど、
都府県で様々な追加変更が加わります。
が、どの都府県でも言えるのは、
「内申点の重要性はかなり高い」ということです。
特に公立高校や都立高校では、
内申点が合否に大きく影響する仕組みと言えるでしょう。
どうやって上げるの?
そんな重要な内申点。
どうやって上げればいいのでしょうか?
大きく分けて3つ
1.通知表を上げよう
これはそのまま。
定期テストや授業中の小テストなどの点数を
UPさせましょう。
それがそのまま通知表になると
言っても過言ではありません。
実技教科も重要です。
都立のように2倍にならなくとも、
主要5教科と同じ扱いです。
数学の5と音楽の5は同じ重さです。
2.授業程度、提出物
上記も通知表に直結します。
授業態度が悪い。
提出物が出ていない。
提出物が出ているけど雑。
なんて状態だと、
テストの点数が良くても評価が悪くなります。
3.加点を狙おう
英検・漢検・数検などの検定や部長・委員長、
部活動の県大会以上は加点対象になることが多いです。
普段から積極的にチャレンジできるといいですね。

まとめ
「内申点」について参考にしていただけたでしょうか?
都府県により
中2からや中3しか使用しない場合もありますが、
2年まで全然だったけど、3年でいきなり良くなった!
というのは中々ありません。
使用しなくても1年生から意識することが重要です。
また、都府県により内申の取り扱いはかなり違います。
「先んずれば人を制す」
早めにお住まいの内申点について知ることが重要です。
