目標を立てる方法
大目標の立て方
お子様は日々、勉強や部活動に真剣に取り組んでいらっしゃるかと思います。しかし、懸命な努力がなかなか成果に結びつかず、もどかしさを感じることもあるかもしれません。夢を叶えるためには、ただ一生懸命頑張るだけでなく、とても大切なことがあります。それは、具体的な「目標を立てる」ということです。
目標を設定する際には、「大目標・中目標・小目標」の3つの段階に分けて考えることが、達成への道筋を明確にする上で非常に重要になります。この3段階の目標設定は、夢を実現するための羅針盤のような役割を果たします。
今回は、まずその中でも最も根幹となる「大目標」の立て方について詳しくお話しします。
大目標とは何か?
大目標は、数年単位の長期的な目標を指します。例えば、「〇〇高校に入学したい!」といった学業に関する目標や、「部活動で全国大会に出場したい!」といったスポーツに関する目標などがこれにあたります。これらは、お子様が勉強や部活動に取り組む上での最も大きな原動力となり、日々の努力の方向性を定める羅針盤となるでしょう。
大目標の探し方
もし、お子様が大目標を立てることに悩んでいるようでしたら、まずは将来やってみたいことから考えていくことをお勧めします。漠然とした「こうなりたい」という気持ちを具体化することが第一歩です。
例えば、
- どんな仕事に興味があるのか?
- 将来、どんな大人になっていたいのか?
- どんなことに挑戦してみたいのか?
といった問いかけを通じて、お子様の心の中にある願いや夢を引き出してみましょう。
また、目標を見つけるための有効な手段として、さまざまな体験イベントに参加することも非常に効果的です。職業体験や、部活動の体験会など、世の中にはお子様の興味を引き出すきっかけとなるイベントがたくさん開催されています。「面白そう!」「私もやってみたい!」と感じるものに巡り合う機会を積極的に作ってあげてください。実際に体験することで、具体的な目標が明確になったり、新たな興味が芽生えたりする可能性があります。
大目標がはっきりすれば、それはお子様にとって「頑張る意味」となり、日々の努力がより一層有意義なものになるはずです。
とは言え、お子様一人で明確な目標を立て、それに向かって努力し続けるのはなかなか難しいものです。国大セミナーでは、「ワンランクアップ面談」という生徒面談を通して、一人ひとりのお子様と丁寧に目標を決定します。